エッセイの課題のために、読んだ本です。
『ベスト・エッセイ 2017』
『ベスト・エッセイ 2017』光村図書(2017)
日本文芸家協会編
2016年に発表されたエッセイの中からの厳選75編。
タイトル一覧はamazonに掲載されています(真ん中あたり)
→『ベスト・エッセイ2017』(amazon)
1997年から、毎年発売されているエッセイ集。
これだけの作家さんのエッセイを1冊で読めるなんて、ありがたい。
自分が課題でエッセイを書くことになったので、勉強のために読んでみた。
短文なので、さらりと読んでピリっとする。
エッセイは、これが丁度良い塩梅なのかもしれない。
共感するエッセイもあったし、新しい知識を授けてくれたエッセイもある。
そういう文章をいくつも読めて、「福袋」みたいで面白かった。
しっとりと文章に浸るには、1人の作家さんが書いた1冊のエッセイ集がいいと思う。
文体もそう変わらないので、すっと読めて入り込める。
そういう1人の作家さんと出会うきっかけにも、この本はなるだろう。
たくさんの作家さんの文章や日常(内容)と出会えて、けっこうワクワクもする。
なかなか面白いエッセイ集だった。
ハードカバーしかないので、文庫本だったらな…と思う。
バッグに入れて持ち歩きやすいのにな。
この本を読んだ時、すでに課題のエッセイは書き上げていた。
わりと重い内容だったので、数か所、文章を軽めに書き変えた。
作家の先生方のエッセイは、サラッと読めて余韻が楽しめる。
初心者の私のは、なんか、がっつり重かった。
読み手に疲れ果ててもらうために書くわけじゃないよな…と思った。
色々書いて、さじ加減を覚えていきたい。