綿矢りさ『勝手にふるえてろ』を読みました。

文庫本のフォントに合わせて撮ってみました。

綿矢りさ『勝手にふるえてろ』

文芸春秋(単行本2010、文庫本2012)

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タイトルの「勝手にふるえてろ」が、誰が誰に言う言葉なのかを楽しみに読み始めた。

26歳のOLが主人公のお話。

読み始めは、ちょっと主人公が若くて40代の私には厳しいかな?と感じたけど、いつの間にやら読み終えていた。面白かったー。

対象的な2人の男性に心を揺らす主人公ヨシカ。
だんだんと変わっていく流れが、とてもわかりやすくて心地好く読み進めることができた。

ストーリーに没頭できたのは、無駄にオシャレな難解文章がなかったからかも。良い論述は誰が読んでもわかりやすい…と聞くけど、そういう感じの小説もあるんだなぁと、私は勝手にそう思った。

ヨシカの選択は、ヨシカ自信が経験した結果だ。だけど意外だった。
私はたぶん、最初のヨシカをこじらせていて、今も独身という有り様なのだ。なんか、26歳の主人公にえらい教わった気がする。

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このところ、文章の勉強のために、少し古い時代の名著ばかり読み漁っていた。わからない言葉や歴史をWebで調べたりしながら読書していた。

だけど、何かこの綿矢さんの作品を読んで、「今の時代の書物」を読むことも相当大事だと、気付かされた。この作品の心理描写に「今」をすごく感じたからだ。

うさぎさんが表紙なのも、すごくいい。
誰が誰に言ったのかも、すごく納得して、ちょっと笑ってしまった。

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