森博嗣『スカイ・クロラ』を読みました。

『スカイ・クロラ』

森博嗣 2004中公文庫(※単行本2001中央公論新社)

**

工学的なことは疎いです。
家電を分解するのは好きですが、難しいことは知りません。

表紙絵・タイトルからして、空飛ぶのかな?と思いました。
飛行ものはあまり興味が沸かないかもな、と。

読書スタートしたら、なにがなにが。
面白くてすいすいと、障害物なく高い空を飛ぶようにページをめくりました。

主人公カンナミは戦闘機にのります。
細かい操縦シーンが繰り返されます。

正直、細かいことはわかりません。
専門用語もわかりません。
だけどだけど、わかるのです。なぜか。

操縦に集中しているカンナミに呼吸を合わせている、読者の自分。
本を読んでるというよりも、「見ている」ような感じです。

言葉なんか少々わからなくても、カンナミの動作が伝わってくる。

戦闘シーンはスピード感があるけど、日常はわりと落ち着いた描写です。
と言っても、登場人物たちは穏やかな心中ではないかもしれません。

淡々とカンナミの体験が描かれて終わるのかな?と思った頃に、どどんと来ます。
といっても、この作品はシリーズの一部。
ここから徐々に広がって行くのでしょう。

実はもう『ナ・バ・テア』も読みました。
2冊読んでみて、わかることがあります。
ずーっと漠然としていることが、最後になってわかる。
読者の楽しませ方が、面白いなぁと思います。

早く続きを読みたいです。

上がったことのない空の高いところ。
乗ったことのない戦闘機の操縦席。

未体験を少し体験できるような作品です。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ おひとりさまへ

スポンサーリンク
スポンサーリンク




スポンサーリンク




フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク