「作り話は読まない」と女友達に言われたこと。

この前、女友達とスタバで会った。
彼女と会うのは1年ぶり。

1年前に彼女と会ったとき、私は〈中年大学生(通信)〉だった。

私が、大学で〈文芸〉を学んでいるのだと伝えたら……

「私は作り話は読まないから」

とスパッと言われた。

彼女は創作には興味が全くなく、how-to本などを読むとのこと。
まぁ考え方は、人それぞれか。

だけど、今回1年ぶりに彼女に会ったら、ずいぶん変わっていた。

「話題の本を図書館で予約してる」
「子どもにどんな本を読ませたらいいか」

など、彼女の方から本の話題をいくつか振ってきた。

彼女が図書館で予約してた本は『かがみの孤城』。
ばっきばきの「作り話」だ。

この1年の間に、彼女は作り話にも興味を持ったのだろうか?
私の興味に、歩み寄ってくれたのだろうか?

それにしても『かがみの孤城』を予約するとは、なかなかのひっくり返りようだ。
私もびっくりした。

あの本は相当面白いから、読んだら彼女はもう「作り話」の虜になること必至。

彼女は悪気なく、全く素直に「作り話は読まない」と言ったと思う。

そのころ私は大学で「作り話の作り方・書き方」を勉学中だった。
だから少し戸惑ったけど、25年来の友達だし、水に流せた。

彼女はこれから、作り話の魅力を見出して……
もしかすると、私が書いた作り話を読んでくれる時が来るかもしれない。

どう思おうが感じようが彼女の自由。
だから、無理に引き込んだりはしない。

別れる前にひとこと、彼女に伝えた。

「フィクションの方が、リアルだったりするのよ」

と。

彼女は少し、頷いていた。

(※本文と関係ない、9月の野良猫)

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