「思春期の笑い声と夏空」

お昼ごろ。
ベランダの向うから、弾けるような思春期女子たちの笑い声。

はしゃいで悪ふざけをしてるのか?
と思ってベランダから覗いて見てみたら、数件先のお宅で「流しそうめん」をしていた。

お母さんと数名の女子たち。
キャーキャーと、高いトーンが夏の空に響きわたる。

あぁ。
私にもあんな時があったなぁと、耳を澄ませた。
騒がしい。けど楽しそう。

夏空を見上げると、思い出す場面がある。

高校生のころ、海辺に住んでいる友達がいた。
映画のように坂を自転車で下ると、突き当りが海で、手前の右が友達の家だった。

彼女の家で、初めて尾崎豊を聴かせてもらった。
そして一緒にコンサートにも行った。
そのコンサートの直後に、尾崎が逮捕されたというニュースが流れて驚いた。

そのうち彼女に年上の彼ができて、学校に来なくなった。
心配で、友達と一緒に自転車をこいで彼女の家へ行った。習い事をさぼって行った。彼女のお母さんの表情がとても暗くて、長居できず、すぐに帰った。

ありがちな青春の一コマだけど、社会人になってからは作れない思い出。

こういう思い出を、ボケて忘れないうちに小説にしてみたいと思う。

若いうちは、きゃーきゃーはしゃいで、楽しい思い出をたくさん作るのがいい。
たまには怖い目にあったり、ケンカしたり仲直りしたり、家族を嫌いになったり、家出を考えたりもしつつ、友達と一生懸命遊ぶのが大事だ。

流しそうめんのあとは水遊びが始まり、ホラーのような悲鳴が聞こえた。

ものすごくうるさかったけど、いい声だった。

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